漫画の最終回『作品名』【あ行】

『アドルフに告ぐ』漫画の最終回ネタバレひどい「あんたの正義は俺の正義じゃないよ」

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a message to Adolf5巻

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漫画の最終回ネタバレひどい『アドルフに告ぐ』あんたの正義は俺の正義じゃないよ

A Message to Adolf  by Osamu Teduka

 

手塚治虫 1983年-1985年 週刊文春 全5巻

 

 

各国版が出版され

海外でも評価の高い手塚治虫作品。

特に『アドルフに告ぐ』は格別の評価を博しています。

a message to Adolf

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『アドルフに告ぐ』イントロ

 

第2次世界大戦時下の神戸、

ドイツ人ナチス党員で外交官の父と日本人の母を持つアドルフ、

ドイツから神戸へ命しパン屋を営むユダヤ人一家の息子の息子アドルフ。

2人はそれぞれゲルマン民族(当時のナチス)とユダヤ人。

少年時代は親友であっても、

それぞれが戦争の中でそれぞれの立場を貫き、

一人の女性に恋をしながら葛藤し、

ヒトラーの秘密文書という謎を中心に、

時代の奔流へ巻き込まれていく。

戦時下の日本やドイツの現実は、

今では想像出来ない厳しさがあった。

ナチス党総統アドルフヒトラーも加えた、

3人のアドルフを取り巻く運命は、

戦後に別の形を見せ、

ユダヤ対反ユダヤの一つの結末を迎える。

 

 

あらすじ

 

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墓の前に佇む、主人公・峠草平の回想として物語は始まる。

第二次世界大戦前、ベルリンオリンピック。

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スポーツ記者の峠草平は、

ドイツにいる弟から「渡したいものがある」と言われる。、

 

合いに行くと、部屋は荒らされ、弟は死体となって、

窓から投げ捨てられ街路樹にひっかかったまま放置されていた。

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警察を呼びに行きアパートに戻ると、

弟の痕跡は全て消されてしまっていた。

独自に捜査を進め、郊外に埋められた弟の死体を発見。

しかし情報源は殺され、峠もゲシュタポに捕獲される。

 

拷問の末、幹部のランプの顔以外の道筋は全て忘れてしまう。

また、弟の部屋から紛失したワグナーの胸像が関与していることが分かった。

 

捜査中にリンダという女が「弟の恋人だ」と名乗り出たが、

実はランプの娘でもあった。その事実を知り、

峠はナチスに復讐を遂げられないやりきれなさから彼女を犯し、ドイツを去る。

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彼女は自殺し、ランプは峠を娘の仇とし抹殺することを誓う。

 

 

神戸のユダヤ人街に住むアドルフ・カミル(以下カミル)と

近隣に住む外交官の子アドルフ・カウフマン(以下カウフマン)は

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親友だったが、カウフマンの父や、その妻由季江は、

カミルと付き合うことを息子にやめさせようとしている。

 

 

カミルは、父イザク達が不明のある筋から得た

「アドルフ・ヒトラーはユダヤ人である」

との怪情報を立ち聞きし、

その秘密を紙に書いて木のウロに隠すが、

カウフマンもそのウロのことを忘れていた。

 

カウフマンの父は、芸者絹子を殺した容疑で追及を受ける。

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絹子もワグナーの胸像をもっており、

全部で5つあるうちのどれかに

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ヒトラー出生文書が隠されていた。

 

カウフマンの父はノイローゼと疲労から病気になるが、

 

「ヒトラーがユダヤ人て本当?」と息子にたずねられ、激昂。

体調はさらに悪化し、死んでしまう。

カウフマンは父の遺言から、本国の士官学校に送られ、

カミルと離れ離れになってしまう。

 

峠に、弟の教師(カミルの教師でもある)小城から連絡が入る。

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ドイツから送られてきた文書についての相談だった。

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それは、ヒトラーにユダヤ人の血が混じっている明白な証拠だった。

 

峠はこれを受け取るが、小城がアカ容疑を受けていたことから、

特高・赤羽警部の執拗な追及を受け、

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嫌がらせから仕事も失ってしまう。

途中、峠は由季江と知り合う。由季江は峠に恋をし、

友人の本多大佐を頼って峠を助けようとするが、

本多は快く思っておらず、峠との親交はうまくいかない。

 

赤羽との対決で、峠は捕まり、

赤羽は自身の過失から脳障害を負ってしまう。

峠は話の分かりそうな仁川警部に事情を半分打ち明け、

無実を認められ釈放され、

文書と小城を連れ去った赤羽を追う。

 

道中ランプまでも現れ、すったもんだの挙句、

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小城の兄と仁川は銃殺されてしまう。

ランプは撃退したが、

文書は小城経由でカミルに託される。

峠は仁川の娘と暮らし始める。

 

カミルの父イザクはポーランドの同胞を救うため日本を出る。

 

カウフマンはユダヤ人の娘エリザに恋をし、

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手引きをし日本に送り出す。

引受人としてカミルを頼りにする。この件は発覚せず、手柄も立て、

ついにはヒトラーの秘書の地位まで上り詰める。

 

小城とカミルは、峠の了解の下、

小城の恩師に文書を託しにでかける。

ところが彼は自殺して(あるいはそう偽装されて?)いた。

遺された暗号から、芸者絹子の名前が浮かび上がり、

その墓を張って、本多大佐の息子芳男に行き当たる。

芳男は当初絹子との関係を否定するが、

 

後日カミルをたずね、

文書をしかるべきルートに載せることを約束し、預かる。

ところがリヒャルト・ゾルゲ逮捕から、

芋づるで芳男に追及の手が及び、

本多大佐は芳男を射殺(自殺と公表)する。

文書は本多邸の庭に埋められたままになってしまう。

仁川の娘は芳男に恋をしていたが、

死を知り傷心から行方をくらます。

 

ヒトラー暗殺未遂の容疑で、

カウフマンに英雄ロンメル将軍処刑の命が下る。

カウフマンは任務を拒否し、左遷させられ、

アドルフ・アイヒマンの下、

ユダヤ殺しの日々を送ることになる。

憔悴しきったある日、

ランプから、峠抹殺・文書回収の命を受け、

潜水艦で日本に送られる。

 

母が峠と再会し結婚、

エリザがカミルと婚約している事実を知り、愕然となる。

カウフマンはエリザを犯し、結婚を阻止しようとする。

カミルはカウフマンを殺そうとする。

 

空襲により由季江は子を身ごもったまま重体となる。

混乱の中、カウフマンは赤羽と組み小城、カミル、

そして峠を拷問にかけ、

カミルは小城の身を思い、芳男に文書を渡したことを吐く。

 

 

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アセチレン・ランプはヒトラーをユダヤ人とし射殺する。

カウフマンは本多邸に峠を連れ、文書確保に成功するが、

ヒトラーの死を知り、文書の意義は失効。

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徒労に終わったことを知る。

 

由季江は本多の計らいで入院することができたが、

カウフマンはそのまま峠たちの前を去った。

由季江は意識不明のまま娘を産むと、

息を引き取ってしまった。

 

カミルは、イスラエルで軍人となり、

カウフマンはアラブ人の傭兵となっていた。

カミル率いる部隊に家族を殺され、

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a message to Adolfより

カウフマンは「アドルフに告ぐ!」とのビラを貼り、

決闘を申し込む。

 

 

イザクのことは発覚しており、エリザのことなども相まって、

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互いの心にはもはや憎しみしか存在せず、

戦いは避けられなかった。

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カウフマンは死に、カミルは再び戦場に戻った。

 

カミルが亡くなったあと、

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老いた峠がイスラエルのエリザやその子供・孫を訪ね、

アドルフ達の物語をまとめている事を告げる。

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老いた峠は墓の前で思い出に耽る。

 

『アドルフに告ぐ』――― 完

 

 

 

感 想

 

ヒトラーユダヤ人説と言うのがあるらしく、

物語はそれをもとに構築されています。

荒唐無稽なトンデモ説なので、

その部分はフィクションとしても、

第二次世界大戦下の日本の事情が

よくわかる手塚治虫史観による

近代歴史書です。

 

例えばアドルフ・カミルの小学校時代の恩師・小城先生が、

共産主義者の疑いをかけられて、

特高警察の赤羽と地元に向かう場面、

 

ここで小城の兄は

「この村で・・・アカの身内を出したなんて知れたら

俺達一家村八分どころかふくろだたきだ!!」と言って、

妹と赤羽を無人島に閉じ込めてしまう。

 

「アカ」という言葉と、

それが作り出していたある種の空気感。

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歴史書には出てこない日本民族史の一部分です。

 

 

その他の描写にも歴史書や教科書からはすることのできない

当時の庶民の様子がうかがえます。

 

しかし、これはあくまで手塚史観です。

1950年代以降の朝日新聞史観が源のようです。

全てが現実という訳ではありません。

 

 

手塚治虫先生はこの物語で読み手に何を訴えたかったのでしょうか。

私が感じたのは

ヒトラーの正義は他の人の正義ではない。

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個人の正義は国家の正義ではない。

国歌の正義は個人の正義ではない。

ユダヤの正義はアラブの正義ではない。

アラブの正義はユダヤの正義ではない。

 

人類に平和って訪れないのでしょうか…。

永遠の課題ですね。

 

さてさて、

峠 草平を日本まで追ってきたゲシュタポであり、

本国ではヒトラーを射殺したアセチレン・ランプは

その後、どうなってしまったんだろうか?

この物語では重要人物のはず。

なのに姿を消してしまうまんて…。

 

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