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『BAMBi』漫画の最終回ネタバレひどい「殺戮処女の旅路」
カネコアツシ 1998年-2001年 エンターブレイン 全6巻
イントロ
『BAMBi』が、アーチストに及ぼした影響は大きい。
例えば、「世界はどーなんだ、バンビ」by甲本ヒロト
「妄想と裏切り、これが現実」byチバユウスケ
「バンビになりたい」by aiko
数多くのアーティストたちから讃辞を贈られた
血風怒濤、史上最もBADでMADな
スプラッターロードコミックそれが『BAMBi』
ピンクの銃を持った、ピンクの髪の
謎の小娘バンビが暴れまくる、
アメコミ系「バイオレンス・ロード・コミック」。
裏社会のボスのもとから
「未来を握る少年」を連れ去ったバンビは、
依頼主に少年を届けるため、
彼女を狙う賞金稼ぎたちと
追いつ追われつの旅に出る。
額を撃ち抜かれ飛び出す眼球、切断された手首…。
その行く手には血の海と化した修羅場が待っていた。
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ふたりの旅路の果てに待つものとは……?
あらすじ

BAMBiより
“バンビ”という女の子が、“謎のクソガキ”と共に
旅をしていく映画でいえばロード・ムーヴィのような物語。
このガキには5億円もの懸賞金が賭けられ、

BAMBiより
毎回、個性的で刺激的な懸賞金ハンターが現れる。
ハンターは“バンビ”たちの命を執拗に狙ってくる。
“タバコの煙、添加物、環境に汚染された食いモン大ッキライ!”

BAMBIより
超健康&自然食主義の殺戮バージン。
冷徹なまでに残酷でクール。
殺られないし、殺り返す。
それも凶暴なまでに無慈悲に…。

BAMBiより
プレスリーのような悪の大王と対決する。
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最終回
バンビとパンピ、ふたりの旅の終着点は
“運命の地”軍艦島。
欲望と妄想と悪戯で錯乱した野蛮なお伽噺は

BAMBiより
血だまりと硝煙を残して、
圧倒的なクライマックスを迎える。
感 想
60年代ガレージ・パンクバンドのジャケットのような、
アメコミ風の独特な筆致が有名なカネコアツシ先生の作品です。
385やunkieなど、ロックバンドのジャケ画も描いています。
あと、特徴は作品の色使いですね。
絶妙な中間色、淡いパステルカラーです。

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カネコアツシ先生の紹介に
イラストレーター・デザイナーとあります。
この色使いはデザイナーとしてのセンスですね。
グラフィックデザインでは原色が大きな意味を持ち、
淡いパステルカラーを使うのは小手先のテクニック
とされていますが、
カネコアツシ先生の作品は絵柄そのものが、
ダイナミックなので、全体をパステルカラー
しかも同系色のみでまとめても
カラフルな作品に引けをとらない、
むしろ効果的に押し出しが強い
素晴らしい作品に仕上がっています。
そんな理屈っぽい事ぶっ飛ばすくらい、
ロックでかっこいい画風がたまりません。
ひとつだけ、難癖つけるとすれば、
コレクターとしては
せめて、背表紙のデザインは揃えて欲しかった。
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