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漫画の最終回『ネタバレ』【ひどい】『ドラゴンヘッド』絶望だらけの世界で、読者も絶望！
望月峯太郎 週刊ヤングマガジン 1994年-1999年 全１０巻
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youtubeより
【あらすじ】
修学旅行の帰りの新幹線、
空を黒い雲が一瞬にして覆い、
猛烈な衝撃が襲った。
気付くと列車内は凄惨な光景が広がる。
トンネル内に閉じ込められたのだ。
生存者はいる。
外の世界は謎の大災害で崩壊と絶望が広がっていた。
この絶望的な状況に追い込まれてもなお希望を捨てずに
生き延びようとするテルとアコの物語だ。
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【最終話】
東京に向かったアコと自衛官の仁村を追いかけて、
主人公・テルも東京へ向かう。
テルとアコは学校で再会することができた。
テルは東京に消えてしまったはずの
富士山が東京湾に出来ているという異常事態に愕然とする。
――――――――― 終わり
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【映画では】
この漫画は2003年に映画化され、テル：妻夫木聡、アコ：神田SAYAKA、ノブオ：山田孝之、仁村：藤木直人
根津甚八、寺田農、嶋田久作など豪華なキャスティングで作品化された。
ウズベキスタン長期ロケとVFX技術を使った、終わりを迎えた世界の情景はリアリティが溢れ出る。
その点だけが注目され、ストーリー展開は抑揚に欠くものだった。
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【解説】
崩壊と絶望の世界で、死と表裏一体の極限状態に追い込まれた少年達の苦悩・狂気・暴力、
大災害で荒廃した世界を背景に人間の本質と「究極の恐怖」が描かれた作品です。
絶望から必死なって逃げ出した先には絶望しかなかった。
テルは胸のうちで述懐する、「僕たちも想像できるはずだ。未来を、新世界を」
友人、家族、仲間もすべて死に絶え、あとには一人の少年と一人の少女だけが残された。
テルとアコは新たな世界への希望をつなぐアダムとイブなのでしょうか。
ほとんど黒く描かれた世界に今の日本を、日本人の心を投影しているのでしょうか。
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伏線も、張るだけ張っといて、全部未回収。
放り投げオチのこの作品。明るい未来はおとずれるのか。
信じるか信じないか、それはあなた次第……ってか。
そもそもタイトルのドラゴンヘッドって何の意味？
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