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漫画の最終回『ネタバレ』【ひどい】『エデンの檻』全ては母の見た壮大な夢オチなのか
山田恵庸 週刊少年マガジン 2008年-2013年 全21巻
【あらすじ】
主人公の仙石アキラは修学旅行からの帰途、飛行機に乗っていた。
楽しかった修学旅行の思い出を胸に無事帰宅するはずだったが、飛行機は制御不能に。

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もの凄い衝撃と共仙石アキラは意識を失う。
目を覚ますと見慣れない島にいた。
この島は無人島なのか、助けが来る可能性もあるのかも分からない
見たこともない動物を前に写メを撮っていると突然襲い掛かってくる獣。
命の危機すら感じた仙石アキラ、帰ることができるのか。
人はいない、島を出る飛行機もない、助けも来ない、でも凶暴な絶滅動物がいる。
…ライカ島。
発案者の石動総裁は孫娘のミイナを溺愛していた。
失ったミイナが描いたスケッチブックと同じデザインの絶滅動物を復元した島を造る計画を実行した。
地上の楽園を目指したが「楽園」と呼べるような場所ではなくなってしまった。
アキラ達からすれば閉じ込められた檻のようなものだった。

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【最終話】
優奈が第一期工事時点のライカ島の大地に足をつけた時からさらに5年後。
植樹した木々に咲いたライカ島最初の花を優奈へ差し出す一人の女性の姿
優奈は寿命間近ということか、
ベッドに横たわった状態でその花の香りを堪能する
「・・・・よろしくお願いね」
「全てあなたに託すわ・・・・仙石フレイ」
花を持ってきたこの女性の名は仙石フレイ。
優奈が養子に迎え入れさらに後継者として任命済みのようだ
フレイはなぜ自分を養子にし、さらに後継者にしたのかを優奈に問う
「・・・・あなたは私と同じだから・・・・」
「人を失うということがどういうことなのか・・・・」
「それをよく知っているからよ・・・・」
「この計画を受け継げるのはあなたのような人だけなの・・・・」
フレイはもう一つ質問する
エデン計画は元々石動寿美が孫娘の供養のために開始したものであり、
いわば優奈にとっては直接関係の無い話だ
なのになぜ自分の人生を費やすことが出来たのか、という質問
物語はすべて母の見た夢だった?
「・・・・いつの頃からかね・・・・」
「夢を見るようになったの・・・・とっても不思議な夢を・・・・」
その夢は息子アキラとその友人たちが力を合わせて冒険をしているというもの
厳しいものだがワクワクする、そんな冒険を息子がしているという夢
落ちこぼれだった息子が立派になっている、そんな夢を優奈は見ていた
「・・・・じゃあその夢のために・・・・?」

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「・・・・ええ」
「私・・・・あの子の居場所を造ってあげたかったの・・・・」
「・・・・本当に・・・・素敵な・・・・夢・・・・で・・」
息子の居場所を造りたかったという想いをフレイに吐露し、優奈は息を引き取った
フレイは優奈のその想いに感銘を受け、自分もアキラの居場所造りを引き継ぐことを胸に誓った
結局フレイも自分とは直接関係ないアキラのために人生を費やそうとしている
(願わくば)
(あなたの祈りがどうか神様に届きますように・・・・)
でも言うほどアキラって居場所なかったのか?
夢の中、物語はまだ続く
場面はは再びライカ島へと戻る
”スクール”の中庭ではミイナお怒りだ
「この果物集めてきたのあんたたち!?」
「何よこんなんじゃ全然足りないじゃない!!」
「で・・でも平治郎く・・・・」
「その古くさい名前 口にするなって言ったでしょ!」
「私の名前はミイナよミイナ!!」
ミイナの名前バレしとるがな…っていうかミイナ成長してる!
なんとなんと、石碑を見つけてからすでに3年の月日が経過したようだ
”スクール”の中庭にはいくつもの小屋が出来ていた
その様子を眺めるアキラとりおん
結局”スクール”に動物が入り込まない理由は不明なままらしい
マッドサイエンティストこと九重によれば地磁気というものが関係しているらしい
「仙石!出発の準備が整ったぞ!」
アキラを呼ぶ声
そこには真理谷と大森が立っていた
「よし・・・・じゃあ行こうか」
「オレたちの船へ・・・・!」
出発の準備が整った、ということはついに島を出る時がきたということか
いよいよ日本に帰る時がやってきた
このために平治郎く…いやミイナが果物が全然足りないと叫んでいたわけだ
結局この島の座標はグアム近海なのか小笠原諸島近海なのかどっちだったんだろう
真理谷は3年前に話したバイオハザードのことを持ち出す
あの時は神の領域に触れた人間が罪の意識を感じて引き起こした自爆テロだと推理したが、
実際は違かったのかもしれないと話しだす
「この島にはヘリコプターがあった」
「見つかったのは一機だけだが他にもあったはずだ・・・・」
「犯人は生きてこの島を逃れ世界中にあの粘菌を・・・・」
「この3年 飛行機はおろか一艘の船すら見ないのは変だと思わないか・・・・?」
「この外に広がる世界は」
「僕らが知る世界とはまるで違う世界なのかもしれないんだぞ・・・・」
「行く!」
「どんな世界であってもな!!」
外の世界は粘菌によって壊滅されているかもしれない
たとえそうであってもアキラの決意は変わらない
それは真理谷も分かりきった上での再確認だった
アキラは内ポケットから写真を取り出す
(思うんだよ オレ・・・・)
(オレを助けてくれたのはおふくろなんじゃないかって・・・・)
(オレは おふくろにずっと見守られてたんじゃないかって・・・・)
(でも・・・・オレ 行くよ!見ててくれおふくろ――・・)

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優奈が島に関わっていたのはアキラも分かっているだろう
だからこそ島にいれば優奈がどこかで見守ってくれるが、
島を出るとなればある意味で母親との別れとなる
しかしかけがえのない仲間と一緒になったアキラに迷いは見られない
[絶対に諦めない心と]
[信じ合える仲間がいれば]
[どこだってそこがエデンなんだから]
「行くぞォ――!!」
「出発!!」
―――――――――終わり
長い長い夢でした。伏線も未回収。
面白かっただけに残念です。
あゝ『夢オチ』
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コメント
夢オチではないのでは
そうかも知れませんね。あたごさんはどういう結末だったと思われますか?
横から失礼します
母の見た夢は、夢は夢でも実際に起こる出来事を予知夢として見たって感じですね
まあ夢オチっていう解釈も全くできないわけではありませんが…
夢落ちではない
考えられるのは二つ
事故で死んだようにみえて 実は母親が作ったライカ島の未来にタイムスリップした
か
事故で死んでしまって 母親が作ったライカ島に絶滅動物らと
同じように蘇った
多分よくよく読むと後者がほぼほぼ
夢オチではない・・・(タイムスリップしたと明記されてるが理由は謎)
最終巻だけ読んでもそれだけはわかる
ただ全力で投げっぱなしなだけ
ラストが酷い漫画って紹介で気になって
全部読んでみましたが、これは夢オチではないでしょう。
墜落の痕跡が全く見つからなかった というニュースと
ラストの下りを見てもあきらかですが、タイムスリップしていたという
話でしかありえない。どんな酷いオチなのかと読んでいたせいか
結構面白く最後まで読めました。