『ヨルムンガンド』漫画の最終回ネタバレひどい!結末は読み手が





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『ヨルムンガンド』漫画の最終回ネタバレひどい!結末は読み手が…

 

高橋慶太郎  サンデージェネックス 2006年-2012年 全11巻

 

前説

累計160万部を超える名作漫画。

2012年にはアニメ化されました。

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戦争を憎み、生きるため

武器商人として生きる少年兵ヨナ

そして、武器商人ココ・ヘクマティアルを

リーダーとした少数精鋭の武器商人チーム。

数々のエピソードを紡いで迎えるクライマックス。

「なんのために武器商人をしているの?」

「世界平和のため」

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ヨルムンガンドより

 

あらすじ

1.

少年兵ヨナは武器商人のココ・ヘクマティアルの

護衛の一人として雇われた。

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ヨルムンガンドより

ココが軍へ売るはずの荷物一式が、

空港で差し押さえられ取り返さなければならない。

 

ココはヨナ達を連れ荷物を取り返すために空港へ向かう。

対する内務次官は、特殊部隊を派遣した。

空港に向かうココ達に追ってが迫る。

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ヨルムンガンドより

難を切り抜けたココ達、

無事に荷物を取り戻した。

 

 

戦闘ヘリ『ハインドD』の部品を積んだ

トラックの輸送団が入国してきた。

これを軍に買われてしまう訳にはいかないココ。

同業者同士、まあ、うまくやろうよと

武器表人クロシキンは言うが、

ココは彼をさらに挑発する。

激昂したクロシキンがココの頭を殴る

窓外からはクロシキンのスナイパーが。

 

だが、クロシキンの部下たちは

ココの部隊に制圧されていた。

 

トージョから司令官がクロシキンとの契約を破棄したと連絡が入る。

 

ヨナが拳銃を取り出し、

クロシキンの頭を吹っ飛ばした。

 

2.

ドバイに休暇に訪れていたココたち。

そこではヨナに対して隊員たちの

授業が開始されようとしていた。

その一方で、銃撃戦を音楽に例える

イタリアの殺し屋二人組オーケストラが

ココに狙いを定めた。

 

バルメと共にショッピングに出ていた

ココはオーケストラの強襲を受け、

授業を抜け出したヨナや

後から駆け付けた隊員たちと共に

オーケストラに応戦する。

 

インド洋ソマリア沖を航行中の

ココ一行のもとにドバイで

積み残した荷が届けられる。

 

荷を積んだ小型船にはココの実兄の

キャスパーが乗り込んでいた。

ココにCIAのスケアクロウや

アフリカで暗躍する大星海公司について

忠告を与えたキャスパーだが、

トイレで偶然ヨナに遭遇。

 

ヨナは殺意をむき出しにして

キャスパーへナイフを振り下ろす。

 

3.

ヨナの過去編とバルメの過去編(導入部)。

少年兵の出自がそも重いのに。

折角出会えた家族ともいうべき相手たちとの残酷な別れ。

キャスパーと出会い、ココの元に来たヨナ

また少し変わってきてるのだろう。

 

4.

幻の蝶を求めて雪山入りした

日本人科学者・天田南。

 

ロボット技術の権威である彼女は、

自身の研究が武器に

転用されることを憂いていたが、

武器商人の中でもココに対しては

特別な思い入れがあるようだ。

彼女をめぐり、ココと

中国人武器商人・陳が

一見穏やかな腹の探り合いをする。

 

一方、山中では互いの部隊が

激しい戦闘を繰り広げていた。

陳の部隊を率いるカレンに

仇の面影を見たバルメが

一騎打ちをしかける中、

ヨナは敵の部隊の弱点に気付く。

 

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5.

武器商人ココ・ヘクマティアル

武器を憎む少年兵ヨナと旅をしていた。

ココは武器と医師団の輸送任務を引き受ける

取引相手はCIAの賞金首、

民兵組織「バルカン・ドラゴン」のリーダーバルドラだ。

 

そして武器輸送と、人権のための医師団の輸送

無慈悲なバルドラは

医師団のリーダーを発見

その瞬間に銃を撃ちはじめた。

 

ココ達はそれに応戦、戦いがはじまる。

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ヨルムンガンドより

6.

バルメは自分の部隊を全滅させた男を追う。

しかし、ココはバルメの行動を予想し、

ヨナに後を追うように指示していた。

 

優秀な護衛バルメとヨナがいなくなった

ココたちに暗殺者の3人組が迫る。

バルメの部隊を全滅させたのは

アフリカでガス田を経営する陳国明

 

実態は元軍人で中国の政治的影響力拡大の為の尖兵だ。

幹部への頭角を表した人物。

バルメの復讐の人生に決着を付ける!

 

7.

 

CIAのジョージ・ブラック本部NCS欧州課長、

配下にはテロリスト破壊者”ヘックス”

ココへのスパイ”アール”が居いる。

生粋の愛国者であり優秀な兵士だったが女性だった。

CIAのリクルーターにより諜報の世界へ

アフガニスタンへ行きテロリスト狩りへと

エスカレートしていった。

祖国の仇ココへ暗殺者を送り込んだのだ。

 

ココが命を狙われていると感づいたアールは

作戦の成功の為に課長にヘックスの情報を聞き出そうとする。

そして、課長はヘックスを抑えるためヨナの命を差し出せ命令

しかし、アールは拒否。

ココの元にスパイとして潜入するアールは

自分の正体を明かしココとヨナを

ヘックスから守ろうとする。

 

8.

 

東南アジアへの武器販売ルートを

拡大するキャスパー率いるHCLI

謎の組織によって妨害工作を受ける。

 

それは日本の自衛隊の秘密組織

SR班による工作だった。

 

SR班は、ココの部下”東條”の組織だった。

東條が元上司のSR班トップ”日野木”を調べると

日野木は話し合いを持ちかけてきた。

が、日野木は話し合いをする気など無く

キャスパーとココの両方に対し兵を送り込み銃撃戦に。

 

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9.

ココチームの爆弾の専門家ワイリ

レームと一緒にココと旅をする。

ココに襲いかかる爆弾魔を全て撃退し

ココと共にとうとうFBIのブラックリストに載る。

 

イラクで建築資材をトラックで運ぶ仕事。

護衛依頼をしていた”エクスカリバー”が

ココたちのトラックを奪うための罠だった。

ワイリの罠検知能力と

プロフェッショナル達の前に

エクスカリバー達は殲滅させられた。

 

そして、南アフリカで

ココと南博士による計画の

ヨルムンガンドが動き出す。

 

 

10.

武将集団が物理学博士・量子光学の権威

エレナ・バブーリン博士を拉致。

それはココたちの武装集団だった。

キューバに有るアメリカの飛び地に捉えられた

量子物理学博士ラビットフットの拉致を図るが

特別収集部G2部長プレイムは

シールズの極秘部隊が発動された。

ココと南博士が研究してきたヨルムンガンドの片鱗が発動

シールズが使用している戦術データリンクの

情報を書き換えて、シールズは混乱。

ラビットフット博士を拉致することに成功。

量子コンピューターを完成させたココは

人間と軍事を分離させる作戦の決行を宣言。

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ヨルムンガンドより

量子コンピューターで全世界の空を

使用不可にするつもりだ。

それは”現在”飛行中の人が全員死んでしまう

気づいたヨナはココに銃を向ける。

 

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最終巻

11.

ココと意見対立し銃を向けてしまったヨナ

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ヨルムンガンドより

ココが正しいのか間違いなのか

ココは執拗にヨルムンガンドを調べる

ブックマンには

ヨルムンガンドの力を見せつけた。

 

ヨナがキャスパーの元で働き

世界は何処も燃え上がっていた。

ヨナはどうすることも出来ない。

 

ヨルムンガンドを完成させる

最後のロケットの護衛に

ココが依頼したのはキャスパーの部隊。

ヨルムンガンドの話しを聞いたキャスパー、

「この世から武器がなくなると、本当に思うか?」

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ヨルムンガンドより

キャスパーの元で本物の武器商人と世界を知ったヨナ

武器を捨てようとするが捨てられず途方に暮れている

そしてココと再び出会う。

 

ヨルムンガンドは完成、

起動を待つ状態。

ココは再びヨナに問う。

結論は、

 

ココ・ヘクマティアルと新しい世界を旅する。

 

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ヨルムンガンドより

 

感 想

 

トルストイの「戦争と平和」ですか…

全然違うけど。なんとなくそのあたりへ

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ヨルムンガンドより

平和のために戦う自己矛盾。

人類永遠のテーマですよね。

 

ようするに人ってせっかちなんですよ。

すぐに結果を求めます。

それも相当ヒステリックに。

ヘイトったり

ファビョったり

忙しいですね。

 

結果、粘ることなくすぐ武器を手にする。

科学爆弾、空爆。ICBM。

 

 

主人公は戦争により人生を

翻弄されてきた幼い少年兵ヨナ。

 

笑顔さえ失ってしまった殺しのエキスパート。

武器を憎み、平和を心の底で望む。

 

あいにく、彼を雇ったのは

武器売り歩き世界に撒き散らす

武器商人ココ。

 

陰と陽、北極と南極。

対照的な二人の行き着くその先は…

 

重たいテーマなんだけど

軽快なテンポで物語は進み

どんどん引き込まれ、

一気に読まされ、

あっという間の11巻。

 

おすすめです。

 

「僕は、武器商人と旅をした」

 

 

個人的には高橋慶太郎先生の

 

デストロ246の方が好きなんですけど。

 

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