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漫画の最終回ネタバレひどい『寄生獣』寄生生物はどこへ行っちまったんだ
岩明均 モーニングオープン増刊・月刊アフタヌーン 1990年-1995年 全10巻

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ごく普通の高校生・新一は、ある晩部屋で、
ヘビのような生物を発見する。
叩き潰そうとしたその生物は、新一の右手に侵入してきた
その生物の正体は、
他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物だった…!
寄生に失敗し、新一の右手に寄生したミギーと新一の奇妙な生活が始まる。
お互いの命を守るため、
人間を食べる他の寄生生物と戦い始める…。 (解説より)
前 説
人間の頭に寄生して人間を食べる『寄生生物』側と、
最初は捕食されるがままであったが、
後に反撃に転ずる『人間』側、
そしてその中間者として存在する『新一とミギー』側
という三者の構図で物語は成立しています。
しかし、単なる地球外生命体の寄生獣と人間との
壮絶なバトルというストーリーではなく、
この「寄生獣」は寄生生物と同化してしまった
「中間者」という存在を通して「生きる」意味を
考えるというのがメインテーマです。
あらすじ
地球の人間が半分になれば…
100分の1になれば…
生命の未来を守らねば…
そんな言葉で物語は幕を開ける。

寄生獣より
宇宙空間から謎の球体がいくつも地球に降って来る。
生命体は新一の体に潜り込んだ。

寄生獣より
その生命体は人間の脳に侵入し、寄生して全身を支配する。
さらに、他の人間を捕食するという性質を持っていた。

寄生獣より
新一の体に潜り込んだ生命体は
なぜか新一を助け共存する。

寄生獣より
新一は右手に寄生した生命体をミギーと呼んだ。
人間をはじめ寄生された生物による捕食が、
世界中で頻発する。

寄生獣より
信じていた母も寄生されていた。

寄生獣より
パラサイトと人間の戦いが本格化する。

寄生獣より

寄生獣より

寄生獣より

寄生獣より

寄生獣より

寄生獣より

寄生獣より
新一に寄生したミギーは最後の力を振る絞り
戦いに勝利します。

寄生獣より
しかし、新一が最後に戦うのは何と人間の
殺人鬼「浦上」だったのです。

寄生獣より
浦上は新一のガールフレンド・村野里美を
人質に取り、新一に問いを投
げかけます。
浦上は、
人間はもともとお互いを殺したがっている生き物のはずで、
連続殺人犯の自分こそが人間として正直に生きているというわけです。

寄生獣より
里美を助けようとした新一ですが、
浦上に突き落とされる里美を助ける
ことができず、里美はスローモーシ
ョンのようにビルの屋上から落ちて
行きます。

寄生獣より

寄生獣より
ミギーが戻ってきたのか?!

寄生獣より
寄生獣――― 完
感 想
何よりも、この絵!
どこか野暮ったいというか、
垢抜けていない感じがこの作品にはピッタリです。
「考えさせられる」とか「メッセージ性が高い」とか、
いかにも“高尚”な作品として語られてはいますが、
それ以上にエンターテイメント性の高い「面白い」作品です。
あと、どうしても哲学的な部分とか、
または逆にグロい部分ばかりがクローズアップされがちですが、
実はけっこうコミカル部分もあり、とにかく「楽しい」作品でした。
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