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実写映画化『ミスミソウ』原作漫画の最終回ネタバレひどい!こりゃあ やりすぎだ。
押切蓮介 全4巻
2018年映画化4月7日公開
純真な少女がある事件をきっかけに凄惨な復讐劇を繰り広げていく…
山田杏奈さん主演で映画化されます。
⛄️カウントダウン⛄️
映画『 #ミスミソウ 』ついに!本日公開です㊗️????☃️???? やった〜! pic.twitter.com/2S67tmStKG— 映画「ミスミソウ」 (@misumisou_movie) 2018年4月7日
春花のおじいちゃん役には
あの名優・寺田農が。
このトラウマ漫画がどんな映像になるのか
Youtubeで予告編を見ましたが、
結構原作に忠実な気が…。
アカン、この予告編だけで涙が出て来る…
いいんでしょうか映像化しちゃって。
楽しみなような恐ろしいような…
あらすじ

ミスミソウより
主人公の野咲春花は東京から田舎の中学校に来た転校生。
彼女は十数人しかいないクラスメイト達からイジメられていた。
卒業間近になって転校してきた春花を疎ましい存在だ。

ミスミソウより
廃校を控え、教師たちもは見て見ぬふり。
ただ一人、相場晄だけが春花の味方をしている。
相場君は植物の写真を撮ってた、春花が話しかける。
「何撮ってるの?」
「三角草。この草は厳しい冬を耐え抜いた後、
雪を割るようにして小さな花が咲く。
春が来て卒業すれば、今よりもっと笑って過ごせる日がくるだろ」
ミスミソウの花言葉は「はにかみや」

ミスミソウより
相場君は春花に似合う植物だと言って笑った。つられて、春花も微笑んだ。
しかし、春花に対するイジメはもはや「いじめ」と呼べないほどに、
はエスカレート、常軌を逸している。狂っている。
春花は学校へ行くことを諦めた。
ある日、家が放火された
春花の家族は、みな焼け焦げてしまった。

ミスミソウより
父や母、幼い妹
玄関には、中の人間が出られないように、棒がつっかえてあった。
ミスミソウより
唯一生き残った妹は意識不明の重体だ。
春花の家に放火したのは、春花をイジメていたクラスメイト達だった。
そのほとんどには罪悪感もない。
そんな中、春花は再び学校へと通いだした。
事件のショックから、春花は声を失った。
春花は憎悪のまなざしでリーダーの流美睨んだ。
イジメのグループは春花に灯油をかけ火をつけようとした。
春花がキレた。
反撃に出た。釘を相手の目に突き立た。

ミスミソウより
鉄パイプを拾い、何度も何度も振り下ろす。
逃げる仲間にも容赦なく鉄パイプを振り下ろす。
降り続く雪が凶行を覆う。
放火を煽った久賀君の帰り道

ミスミソウより
春花は包丁で襲う。
久我は瀕死の重傷を負い井戸に落ちた。
降り続くゆくは吹雪に変わった。
残ったイジメ・グループは
ボウガンで逆襲に打って出る。
春花は追い詰められたが、

ミスミソウより
顔にハサミを突き立てる。
混乱の中ボウガンを奪い撃つ。
罪悪感に苛まれる春花。
相場君は春花に寄り添う。
「安心しろ、野咲。俺も野咲と一緒に耐える。
俺がお前を支える…!」
涙を流す春花を相場君は抱きしめる。
卒業後、春花は祖父と東京に戻ることになる。
相場は言った「俺も東京に行く。おまえの近くにいたいんだ」
バス停で、春花はクラスのボス小黒さんと出会った。
小黒さんは後悔している。
彼女は春花が好きだった。
しかし、リーダー格の流美はそれを許さない。
流美は包丁で、小黒さんの胸を貫いた。

ミスミソウより
クラスの生徒は流美、春花、相場の3人になった。
7人は行方不明
担任の京子は保護者に責任を追及されていた。
だが、京子は「ざまあみろ」と思っている。

ミスミソウより
イジメる人間には生きている価値などない。
保護者は京子に疑惑の目を向け執拗に追及する。
その姿がかつて自分をイジメた連中に重なる。
そのせつな京子なのかで何かが壊れた。
京子は保護者にたちに襲い掛かる。

ミスミソウより
建物から飛び出した京子は除雪車に巻き込まれた。
春花が妹の病室へ行くと流美がいた。
流美は病室に灯油を撒いていた。
春花は流美を押し倒し首を絞めた。
その時、医師入ってきた。
流美は逃げた。
医師は「祖父が殴られ緊急搬送された」と告げた。
流美はここにいたので誰が祖父を襲ったのか。
まさか相場か。
春花は走って病院を飛び出す。
相場に追いつき問いただす。
その場を誤魔化す相場。
彼も狂っていたのだ。
実は相場の家はDV家庭だった。

ミスミソウより
母親を殴る日々を過ごしていたのだった。
流美が現れ言った
「オメーが転校してくるまで、それなりに上手くやってたんだ。
普通に卒業するはずだったのに、部外者がクラスをかき混ぜやがって…」
流美の計画はボヤ程度のものだった。
しかし計画が狂いあの惨状になった。

ミスミソウより
残虐な行為を語る流美に、
春花はキレた。
これは流美の挑発だった。
流美は包丁で春花の腹を深々と突く。
相場が駆け寄り、流美をボコボコに殴り始める。
相場のカバンが飛び、中から写真が飛び散る。
焼け焦げている父と妹の写真。
春花は腹に刺さった包丁を引き抜き、
相場に向けて振り下ろした。

ミスミソウより
相場が盾にした流美の首筋に包丁が突き刺た。
相場は倒れた春花を殴りつけた。
「俺が守るっていったじゃねーかよお!」
うずくまる春花、カメラを構える相場、
「お前は独りだ。頼れる人間は俺だけ。そうだろ…?」
あたりにはミスミソウが小さな花をつけていた。
ここは春花が相場からミスミソウの話を聞いた林道だった。
「お前の笑顔がまた撮りたいんだ」
春花がボウガンを手に振り返った。

ミスミソウより
矢はカメラを貫通し、相場の眼球に突き刺さった。
相場は倒れる。
復讐は終わった。
春花の目からは次々に涙があふれてくる。
あたり一面は吹雪。腹には包丁の刺し傷。
春花はその場にうずくまって泣き続けた。

ミスミソウより
結 末
吹雪がやみ、
行方不明生徒たちの遺体が次々に発見された。
中学校最後の卒業式には、多くの生徒が欠けていた。
春花の祖父は町から出る電車の中で、
春花に話しかけた。
「春花…寒い思いはしてないか?
…お腹は空いてないか?
…寂しい思いは…」
前を見る。そこに春花はいない。
「祥子…春花…」
車窓からは満開の桜。
「春が来たよ」

ミスミソウより
ミスミソウ ―――― 完
感 想
漫画だからイジメをデフォルメしているのは理解できますが、
クラスメイトの行為は明らかに犯罪です。
・放火は「現住建造物等放火罪」(刑法108条)
しかも、出られないようにした「殺人罪」(刑法199条)2名殺害、1名殺人未遂。
他にも「暴行罪」「銃刀法違反」etc.
復讐を企てるのは絵空事。まずは警察に相談です。
というより京子先生の保護者説明会なんですが、
警察に通報していないんでしょうか?
警察は行方不明者捜査はしないんでしょうか?
なんていうのは野暮。
冒頭に「2018年映画化4月7日公開」と書きましたが、
こんなの映画にしていいのですか?
っていうより映画化できるんですか?
映画になっちゃいましたけど。
⛄️カウントダウン⛄️
映画『 #ミスミソウ 』公開まであと・・・3日!!もうすぐです!! pic.twitter.com/p6zZxH2xlb— 映画「ミスミソウ」 (@misumisou_movie) 2018年4月4日
割れた頭部が池ポチャ、
指が全部スパッと切れる。
口から頭部にかけスパッと。
内臓ドヴぁっと。
大丈夫なのでしょうか。
漫画は、可愛らしい絵なのに、裏腹のおぞましい行為が、
すさまじいギャップです。
田舎特有の閉鎖的環境が生み出す悪魔の所業
復讐場面はある意味スカッとじゃぱん。
しかし結果が…。
最後のおじいちゃんのセリフ
気の毒すぎます。
あえて言いいます、父の責任だ!
あと半年で中学卒業なんだから。
何も家族連れて転勤することは無いでしょ。
私なら間違いなく単身赴任するワ。
押切蓮介先生の『ツバキ』山の女水戸黄門
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