ジョージ秋山先生が2020年5月12日にご逝去なさいました。
心からご冥福をお祈りいたします。
この作品「ザ・ムーン」はジョージ秋山先生が
すべての平和を願って描いた作品だと思います。
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漫画の最終回『ネタバレ』『ザ・ムーン』奥が深い悲しみのバッドエンド！
ジョージ秋山 週刊少年サンデー 1972年-1973年 全６巻
目次
【あらすじ】
ザ・ムーン＝力こそ正義であると考えたある大富豪の魔魔男爵が、
巨額を投じて新たな神として作った巨大ロボット、ザ・ムーン。
twitter.comより
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彼は、本当の純粋な心を持った子供たちにそのロボットを与える。
正義のために使えと言い残す。
twitter.comより
９人の少年少女たちが心を合わせた時に、彼らの脳波でムーンは動く。
戦って平和を奪う“連合正義軍”との戦い、発射された水爆。
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ザ・ムーンは人々を救った。正義の戦いが始まった。
【最終回】
イヌの宇宙人「ケンネル星人」が地球にやってきます。
「地球は大変な時にきている」と首相に訴える少年。
ケンネル星人に捕えられていた彼は、ケンネル星人の目的を伝え、
ケンネル星人と友好的な関係を結ぶことを提案します。
一方、ケンネル星人を金で買った木の国屋商衛門は、
ケンネル星人の科学力で自分が地球を支配することを企みます。
木の国屋商衛門の策略か、ケンネル星人探偵隊員が殺されます。
怒るケンネル星人。彼らの最強兵器らしいカビ発生装置を地球に設置します。
このカビにやれれると人間もすぐにカビだらけになり死んでしまう恐ろしい兵器です。
カビはすさまじい繁殖力です。1年後にそのカビで地球が滅びることが告げられました。
木の国屋商衛門の所有する山でカビ発生装置を発見します。
一刻も早く破壊せねば、地球は滅びてしまう！しかし、どうすれば…！
ムーン ムーン
あっ、ムーンが近くにいるぞ！
9人の少年たちとザ・ム－ンでカビ発生装置を撤去しようと向かっていきます。
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しかし、ムーンは乗り込み型ではなく脳波操作型のロボット。
子供たちはカビにさらされたままです。
このまま進んで、カビ発生装置を破壊したあと帰ることはできるのか？
僕たちが行かなければ世界は滅びるんだぞ！
カビにさらされながら必死に進む子供たち。
仲間が一人また一人と倒れていく。
しかし、ムーンは9人いないと動かない。
だめだ、みんなもう少しだ頑張ろう！
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しかし、そう思ったサンスウ（主人公の少年）もカビに冒され倒れた。
ザ・ムーン――――終わり
【まとめ】
読後はココロにカビのようなものが残ります。
ほとうの正義とは何なのか？
自分が正義だと思っていたことは、
あの人にとっては正義ではなかった。
ジョージ秋山先生の作品は考えさせられます。
というか考えろ！と言うことですね。
そして何かを悟ったジョージ秋山先生は
『浮浪雲』を世に送り出したのでした。
ジョージ秋山先生の『ザ・ムーン』を読もう
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