漫画の最終回 ネタバレ【ひどい】『三つ目がとおる』手塚治虫先生それは夢オチです

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『手塚治虫』 (少年マガジン)1974年~1978年 全6巻
三つ目の少年が事件を解決するSFオカルト
1985年と1990年にテレビアニメ化されました。
【あらすじ】
中学生だが保育園児並みの知能しか持っていない写楽保介はいつも学校でいじめられていた。しかし彼には秘密があった。保介は古代文明の覇者である三つ目族の末裔だった。額の絆創膏の下にはそれを示す3つ目の目が隠されていたのだ。絆創膏が剥がれたときの保介は今までが嘘のように悪魔的な知能とひらめきを発揮。同級生の和登千代子と一緒にオカルト的な難事件を次々と解決していく。

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和登千代子が写楽の先祖と結婚し、かも変な名前になっちゃった!?
写楽達と山へ出かけた和登千代子は崖から足を滑らせて気絶してしまいました。しばらくして気がついた彼女は記憶を無くしていました。ふらふらと霧深い谷底を歩いていくと、不思議な顔の石像を発見します。それは彼女のおじさんの山寺近くの納骨堂にあった石像とそっくりでした。
近くの遺跡で煙を見つけた和登千代子 は人がいると思い駆け出しますが、そこにはなぜか和登千代子とそっくりの三つ目族の石像が置かれていました。不思議に思う和登千代子の前に今度は写楽そっくりの少年が現れました。

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その名前だと和登さんがあまりにもかわいそうでしょ
彼はランゴロアと名乗り、和登千代子は自分が愛した少女エロマンガの生まれ変わりだ。と伝えます。それを聞いた和登千代子はますます混乱するのでした。ランギロアはここは島国に流れ着いた三つ目人の街だ。と言い、和登千代子がここに来たのは生まれ変わったエロマンガを祈りで引き寄せたからだ。と話すのでした。
どうしても信じ切れない和登千代子ですが、ランギロアが強引に結婚しようとします。結婚式は空飛ぶ円盤に乗り空中から唾を吐くと言う独特のものでした。しかし空中で事故が起こり円盤が崩壊、ランギロアは自分が死んだら同じように自分を呼び寄せてくれ。と頼み地上へと落ちて言ったのです。
そこで目が覚めた和登千代子、周りには写楽たちが心配そうに見守っていました。
すべて夢だったのか!と思うのですが、近くにはあの不思議な石像が立っていたのでした。
ま、まさかの夢オチ!?手塚先生の名作だから哲学的とまでは行かなくても、何か教訓めいたものを期待していたのですが…中身が面白かっただけに、やや残念。
講談社コミックスではここで最終回となります。単行本の種類によっては収録ストーリーがかなり異なるので気になる人は他の単行本もチェックしてみたください。
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